G.W.最終日、
横浜から夜行バスに揺られて早朝に京都下車。
おなじみの第一旭で朝ラーをキメ、
京都タワーの下の銭湯でひとっ風呂浴び、
自転車をレンタルして気持ちよく京の都をポタリング。
晴れた春の朝の京都の街ほど、
ポタリングに最適な街は無いかもしれない。
風も無く、坂も無く、見てるだけで楽しい街並み。
ぽたぽたしつつ平安神宮周辺へ向かい、
昼メシは気になりまくってたお店、
タンドリーチキン一本勝負という漢なお店。
店内は四卓八席のみ。
BGMはクラシック。
上品なテーブルや椅子やカトラリーに、
アルチンボルトのだまし絵が一枚飾られてるだけのシュッとした店内。
フレンチにでも居る様な雰囲気。
そしてもちろんオーダーはコレ。
黄金比率のタンドリーチキンプレート
ってか、コレしかないんですけどね。
タンドールでは無くて、電気オーブン(たぶん)で丹念に焼き上げられるのは、
黄金比率と謳う調合のスパイスで漬け込まれたチキンと季節の野菜。
コレがね、もう、
美味いのなんのって!!!!
ターメリックやカイエン、クミン等スパイスの風味一つ一つがしっかり感じられる味わいに、
オリーブオイルで旨味をプラス。
焼き加減もさすがに絶妙で、
皮目はパリッと焼き上がり、身はぶりっぶりのとぅるんとぅるん。
なるほど、直球一本勝負されるだけの事はあるなー、と。
プレートの野菜も濃い味わいで、
甘みや苦味などそれぞれのキャラ立ちしっかり。
そして添えられたパンで皿に残ったオイルをすくって、
チキンや野菜達と一緒にほおばれば、
まさにゴールデン!!!!!
もう、鶏にぶっ叩かれたかの如き衝撃の旨さでしたよええ。
カウンターというかお店の壁に、
スパイスの名前と分量がデカデカと殴り書きされていたんですが、
アレの通り作ってもコノ味は出せないんだぜコノヤロー!
ってゆー、オーナーさんの自信をひしひしと感じました。
まじリピート間違いない。