『カレーは宇宙』
であると常々言っておりますが、
『スパイスは麻薬』
でもあると思うワケですね。
非常に危険です。
取り扱うには危険物取扱免許者乙種第8類免許が必要です。
もちろんウソです。
そのくらい魅惑的な中毒性と神秘性を兼ね備えているのがスパイスの世界なワケで。
そろそろ広げすぎた風呂敷たたみますね。
岐阜で気になったカレー屋さん、
カレーの文化屋食堂の店主さんは、
そんなスパイスの魅力にどっぷりハマっちゃった感丸出しなワケで。
もーね、目がキマってはった。
あの世界にイっちゃってらっしゃった。
そう、憧れのガンダーラに。
なんせ、もともとは老舗の洋食屋だったのを、
たぶん二代目であろう現在店主さんがカレー屋にしちゃったらしいお店。
修行先は勿論インド。
ビールもインドのキングフィッシャーだったし、
店内にはU-zhaan氏の『ムンバイなう』があったりと、
カレーに医食同元を感じさせるあたり、
もー、どっぷりインド。
そしてオーダーしたのが
覚醒カレー・チキンカシミール。
名前からしてなかなかにアレだけど、
味もアレ。
アレよ、アレ。
うめぇーーーよ!!!
カルダモンやフェンネルの香り系スパイスが効いた、
抜ける辛さが心地いいいい。
週替わりカレーのレンズ豆のカレーも甘みがあって美味しいし、
アチャールがガッツリ生のタマネギってのもガンダーラ。
気さくな店主さんが、
「スッキリしたでしょ?」
と、あっちの世界(ガンダーラ)から声をかけてくれて、
爽やかに、「ハイッ!」と答える自分。
「また来ます!」と再会の言葉を残して。
「また来ます!」と再会の言葉を残して。