2013年10月1日火曜日

ベジラムキーマ、チキチキカレー @ CURRY屋Ghar 大阪淀屋橋


『あのデリーの系譜を継ぐカレーが大阪で食べられる』

あのエグいカレーが!!


そう聞いてずっと行きたかったけど、
なかなかタイミングが合わなかったお店、

CURRY屋Gharにやっと伺えましたよ!!!


お店に入ると飛び込んでくる
アシッドな造りのお店の雰囲気、
様々な楽しみ方をしているお客さん達。

これは期待できる!!

キタイデキルヨー!!!


と、テンションぶちアガりなのを、
まずはビールでクールダウン。



ナスのパコラと卓上備え付けのピクルスをアテに。
コレがまた美味しい。

ピクルスは優しく甘めの味付けで、
ナスのパコラはめちゃシナモンの香りが効いてて、
添えられているハラペーニョのペースト(かな?)を
ちょいつけして食べるとまたルービーにアーウー。


他にもサイドメニューが充実していて、
ただ食事をして帰るのではなく、
お酒も一緒に楽しんでもらいたいって
お店の考えが伝わってくる。

好きだ。


あっという間にパコラを食べ終わり、
二杯目のビールを注文した舐めつつ待っていると、


チキチキカレー(ハーフ)


キタコレ!

やはりデリーといえばカシミールカレーなんで、
それに近そうな辛口のカレーをオーダー。

デリーのカシミールほどではないけど、
黒茶のかかったルーとジリっと鼻を突く芳香!
口に入れるとジワジワ拡がってくる辛味!
ぶりっぶりの鶏肉も味わい深い。
あのエグさは抑えられてるものの、
逆にコレは多くの人に受け入れてもらえる
辛口カレーなんじゃないかと。
ま、結構辛いですけどね、もちろん。


で、どうしても二種類食べたかったので、、、


ラムベジキーマ(ハーフ)


キタコレ!!

クミンがガッチリ効いていて、
ねっとりとした舌触りのキーマからは
ラムの風味と脂の旨味がグングンと!
彩りの野菜たちが楽しい食感と味のアクセント!


コ・レ・は・ウ・マ・い!!!


味もお店も全部好み!!


通いてぇぇぇぇ!!!


2013年9月30日月曜日

うどんだけど、うどんじゃなかった香川県


徳島駅近くで朝食にうどんをキメ、



こちらもずっと行ってみたかった香川へ。

なんだか未来チックな高松駅周辺と、
至る所から目に飛び込んでくる瀬戸内国際芸術祭の
サインにテンションあがるあがる。



駅地下でレンタサイクル。
これがいいシステム。
こんなフレキシブルなレンタサイクル初体験。
便利でとても良いです◎

颯爽とチャリに跨り、
まずは高松市美術館での
大竹伸朗『憶速』展



迸っていて自由で逞しくて。

厚かましいハナシだけど、
実際、ご本人にお会いしてみたくなる展示。



すぐ向かいにある老舗の名喫茶店で休憩。



店自体も置いてある調度品も、
そこにいるおばちゃん達も、
なにもかもが味のあるいい空間。


高松市のアーケード商店街が、
今まで行った中で一番好きなアーケードだった。

広くて明るくて、気持ちがいい。



香川県立ミュージアムに移動して、
丹下健三『伝統と創造 瀬戸内から世界へ』展。



展示エントランスの二階へ向かって
エスカレーターで登っていくと、
そこには巨大な丹下先生にお出迎えしていただける。



展示内容は素人の自分には少し難しい印象だったけど、
建築家である親父が、
この辺りのモダニズム建築以降の影響を強く受けているんだろうなー、
と、なんともパーソナルな感想を持った。


で、アタマだけじゃあんまり理解出来ないので、
せっかくの建築なら実際体感しよう!
と思いたって急遽、香川県庁舎へ。









実際に体感出来るってのが建築作品の一番の魅
力だな~
って、思い知らされました。

煩わしい役所手続きも、
こんな空間でなら少しはゆったりと待てるかも。

そう思えるだけで、結構幸せなコトだし、
そう思わせてくれる建物って凄い。




そこから近くの栗林公園へ。

ここがまた良かった。







「一歩百景」とはよく言ったモンで、
本当に歩く毎に癒やし効果バツグンの光景が
次々と目に入ってきて全く退屈しないけど、忙しくもない。

これぞジャパニーズランドスケープデザイン!
ってコトで、昔の金持ちはどんだけ金と時間が余ってたんだよ。

まあスチャダラも無駄が大事って言ってたしなー、
とか考えながら、散策の休憩がてらビール呑んでいると、
浴衣にウェッジソールの日傘を持った女性。



あまりにもステキな光景だったので、思わず。

今回の旅行で一番好きな写真。



そして栗林公園の近くにあるという、
敬愛する岡本仁さんが紹介していた
おでん屋さん・ことことで早めの晩酌。



通いたくなるいいお店。
また香川行ったら行こう。



そして夜の高松を徘徊しつつ、





翌日、朝はもちろんうどん(ぶっかけ)をキメ、



一路、善光寺へ、
イサム・ノグチ『あかり』展。







古い蔵が会場になっていて、
朝イチで行ったので独り占め。

心地のいい光とひんやりした蔵の空気。

やっぱこーゆーのは朝ですね。

イサム・ノグチさんの作品は、
日本的懐かしさと安心感のある温かみに、
楽しいデザインが盛り込まれていて、
実際に実家で使っていたコトも相まってか、
なんともノスタルジックな時間を過ごした。



そこから、丸亀へ移動し、
猪熊弦一郎美術館で大竹伸朗『ニューニュー』展へ。

入る前からテンション上がるね、この外観は。







会場内が写真撮影オッケーだったので、
皆さん作品に向かってパシャパシャやってらっしゃってたんですが、
なんかその光景見てて変なエンジンがかかり始め、、、











撮る人を撮るのが楽しくなっちゃうってゆーね。

もちろんひとしきり撮った後に
ちゃんと作品も鑑賞したけど。



あ、このコは写真撮ってなかったんだけど、
佇まいがとてもステキだったので思わず。(←オイ)


大竹さんの作品はやっぱり
「迸っている」
って感覚がしっくりくる。

生命力というか、生活力みたいなモノが作品から溢れてた。


更に大好きな猪熊弦一郎さんの作品も観れて大満足。





猪熊さんの優しいインテリジェンス、

憧れるなぁ。



このあと、丸亀名物骨付き鶏を貪り大阪へ帰路に。


思ったよりうどんは食べなかったけど、
やっぱ街中にうどん屋が氾濫しまくっててヤバかったです香川県。


そして初上陸の土地でカレーを食べなかったのは、
香川だけかもしれない、、、。


なのでまた必ず行きます香川県。
カレー食べに。

離島にも行きたいしね。

必ず。